Widiaが汎用性の高いエンドミルに次世代モデルを導入
新たなソリッドエンドミーリングプラットフォームはお求めやすい価格で、鋼、ステンレス鋼、鋳鉄のアプリケーションにおいて優れた性能と信頼性 を実現します
手頃な価格で優れた性能と信頼性を実現する、中小規模の加工工場向けのWCEソリッド エンドミーリングプラットフォームの発売開始が本日、WIDIA™から発表されまし た。WCEプラットフォームとして最初にリリースされるのはWCE4です。4フルート形状の このプラットフォームは最新の高性能機能と、全く新しい汎用材種を組み合わせ、競争 力の高い価格で提供されます。
「新たな設計を取り入れたWCE4により、次世代汎用エンドミルが実現され、お客様の生 産性と効率の向上に貢献します」と言うのは、WIDIAのソリッドエンドミ―リング担当 グローバルポートフォリオマネージャーであるTamir Sherifです。「WCE4は、信頼性と 安定した工具寿命が最優先される中小規模工場の作業現場にとって、魅力的な価格の工 具です。」
このツールの2つの重要な特徴は、非対称的な位置合わせと可変ねじれ角です。これら の2つの特徴を組み合わせることで振動を抑え、重切削を可能にするとともに、新たな 材種であるWU20PEにより、鋼、ステンレス鋼、鋳鉄のアプリケーションで優れた汎用性 を実現します。このような設計上の特徴と4フルート形状により、フル溝加工や重切削 などの困難な加工作業でも信頼性の高い性能を発揮し、幅広いアプリケーションに対応 するエンドミルに仕上がっています。
WCEプラットフォームには、ストレートシャンクおよびWeldonシャンク付きの4フルート のスクエアエンドタイプとボールノーズタイプのエンドミルをご用意し、メトリック寸 法とインチ寸法のいずれにも対応しています。5フルート形状のWCE5は、2022年後半に リリースされる予定です。WCE4エンドミルやその他のWIDIA製金属加工工具については、 WIDIAの正規代理店を通じてご注文いただけます。